2017年06月04日

6月4日 日曜

6月月例Aクラス開催 更新作業の都合上第2グリーン使用ご了承ください

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posted by ミナミフジCC at 09:25| 本日のグリーンコンディション

2017年06月02日

6月2日

第一グリーンは二回目の更新作業に入りましたので当面第二で行きます。今月の月例も第二グリーンの予定です。理事長杯が終わるまで更新作業が出来ませんでしたので、ご了承下さいませ。
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posted by ミナミフジCC at 08:09| お知らせ

自家用水道施設

1.自家用水道施設

水道管の故障
開業40年ともなれば、水道管の修理(入れ替え)作業はかなり問題となります。
一般の家庭ならば、水道事業会社に言って「水が出ませんが」で済むのですが、ゴルフ場の多くは自家用水道なので、自ら修繕しなければならないのです。
ゴルフコースは何キロメートルも水道管が埋設されており、エリア内はまさに山あり谷ありの地形ですので、点検もままならず、故障が起きる度に原因究明が必要になります。公共水道でも同じような故障と点検作業がおこなわれるようですが、パイプ内の状況把握には、押し込みカメラ取り付管検査というものがあります。いわゆる胃カメラの水道管版という事になります。また、大型機械でありますと、カメラ付ロボットが水道管の中に入って中の状況を見るというのもあります。そういえば、先日破損した福島の原子炉にロボットが入り、炉の内部を調べるとうテレビ番組があり、すっかり見入ってしまいました。
このようなロボット開発が進んでいるとは、自分は知らなかったのですが、人間の知恵はロボットとともに進化しているようです。
さて話を戻しますと、水道管の破損個所の特定は、水圧をかけて散水栓を開けどこまで水が出るか否か、または管を切断してどこまで水が流れているかを確認するのが第一歩であると思います。
たまたまエリア内の何処かで水が噴き出すことがあれば、まさしく水道管の破損個所が判明しますが、富士山の麓はスコーリアと呼ばれる溶岩地帯である為、水は地面に吸い込まれてしまい、水道管が破損したとしても地上に出る漏水は少ないのです。
水道管は比較的まっすぐな本管があり、エルボーとかチーズと略称でよばれている継手、さらに流量計とか止水栓とか空気弁と呼ばれる装置もあり、概ねこれら設備前後が故障個所として怪しいという事になります。

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問題点と解決策
問題点の一番手は、配管図面と現場配管が異なる事です。
何故に?と思われますが、どのゴルフ場にもあるような話なのです。
例えば修繕履歴という点ですが、「確かにあの時こんな事があったのだが、はてどうだったかな」という時、図面に履歴がないという事実が判明します。
つまりは修繕に一生懸命で、治ればほっとしてしまい、何も残していないという問題なのです。
これは、公共的な事業(インフラ)を自らが作り管理している場合に起こりやすいミスですが、自分の敷地内の電気や電話や通信、水道や排水や道路など全てが該当します。40年間を振り返るならば、台風や震災があり、大雨もあり被害修復があったはずですし、コースや道路のレイアウト変更もあったと思われます。
その間、担当者も責任者も変わってしまう事もありますし、同じ管理者であっても記憶がないこともあります。
このような事がいくつか重なって、図面にはない謎のパイプラインは何処に存在するのか・・となります。
当初設計ではバンカーの下やティグランドの下に管を敷設するはずはないのですが、その後の改造等で配管の上にバンカーができ、ティグランドができてしまったと思われます。
従って、いくつかの履歴情報をもとに実際の配管ルートを頭に描きながら、故障個所を探っていきます。

主な故障の原因

@ 管の外れ
A 開閉栓の破損
B 継手の破損
C 流量計の破損
D エアー混入によるウォーターハンマー現象
E 凍結による配管のパンク
F 異物混入

※当ゴルフコースの直近の水道管の故障は、難解でした。
3ホールほど水が全く出ない期間は2ヵ月を超し、どこを掘っても原因が分からず、専門の会社に依頼して「押しカメラ取り付け管検査」をやりました。
結局パッティンググリーン付近の流量計にごみが詰まっていました。
見つかった時は、ホットしました。

パイプの進化
  水道管と言えば一昔前は、鋼管か鉛管を思い出しますが、今は見ることが少なくなりました。
  そしてその後塩ビ管(VP・VU・HIVP)時代が長く続きましたので、多くの水道管は塩ビ管に入れ替わってしまいました。
  ゴルフ場も、今地下に埋設されているほぼ大半が塩ビ管であると思われます。
  ところが現在はポリ管が主流となっており、この管はいたって柔軟であり軽く、多少の曲を気にしないと言われます。
  一番の問題となる継手ですが、ポリ管の場合はワンタッチで差し込むだけというもので、接着剤が不要であり、施工が簡単のようであります。ただ、塩ビ管の継手に比べ価格が高いのがネックとなります。
  施工のポイントは地面の下でも浅い所に埋設したいものです。
なぜなら工事は簡単でお金がかからず、修理もすぐできます。
  言い換えれば、古いパイプを維持する費用よりも新たなパイプに置き換える投資は経営上のメリットが多いといえます。(昔と比べると、冬期の冷え込みは少なく、凍結の問題は無くなりました。したがって、水道管の水抜きは不要になりました。)
posted by ミナミフジCC at 07:50| コース管理入門編

2017年06月01日

鳥獣対策

2.鳥獣対策

始めに
近年、ゴルフ場において全国的に鳥獣(イノシシ、鹿、猿、カラス等)による被害が拡大しているとの業界専門誌が記事を掲載しています。
特にイノシシについては生息区域が急速に拡大してきており、深刻な被害が報告されているようであります。

イノシシ被害
当クラブにおいても例外ではなく、近年イノシシがコース西側方面に夜間出没し、コース内のあちらこちらの地面を削って破壊しているのです。
何故?という疑問があるかもしれませんが、彼らのエサはミミズであろうと予測します。
このミミズはゴルフ場にとってはなくてはならない存在の生き物であり、地面の下に沢山いて、土を食べています。そして彼らはその中に含まれる植物の老廃物や昆虫の死骸などを消化吸収しますが、その糞は芝にとって貴重な堆肥になります。
一方このミミズたちは、鳥やイノシシの重要な餌であり、山の動物たちの食物連鎖の出発点になっております。
したがってミミズたちは天然芝にとっては共生の存在であり、大切な生き物です。
(ミミズを嫌がるプレーヤーは沢山いますが・・・・。)
さて話は戻りますが、イノシシ被害を食い止めるためゴルフコースは様々な奇策を使います。夜間にラジオをかけるとか、ライトを照らすとか、嫌がる音を出すとかが先ずあげられます。
現在ゴルフ場で実施しているイノシシ対策は、金網(フェンス)設置が多く、場合によってはゴルフコースの外周全てをフェンスで囲んでいるところもあります。
フェンス同様に電気柵も普及しており、その電源をソーラー発電で賄う事も多くなっています。(電気柵とは電線に電気を流し、これに触れた動物がびっくりして二度と近づかないという仕組みですが、電圧が高いが電流は至って低いため、人間が間違って触れても静電気のようなショックはありますが、それ以上の危険はないようです。)
電気柵の場合は、フェンスよりもコストが安く、コース外周を囲うのも工事は簡単です。しかし草や枝が電線と接触し通電できなくなる等の問題が生じるため、常時見回りと刈払いが必要となります。
イノシシと同じく、ゴルフ場に良く見かけるのは鹿であります。
鹿は洋芝が大好きで、洋芝に転換したティグランドに寝転がって草を食しますので、ティグランドでは鹿の親子を発見することがあります。
また鹿はイノシシよりジャンプ力があるため、少しフェンスの高さを上げて、鹿がゴルフコースに立ち入らないようにします。

カラス被害
プレーヤーから苦情が多いのはカラス被害です。特に乗用カートにプレーヤーが持ち込むお菓子やキャンディーが狙われ、プレー中に持ち去られることが多くなっています。中には、バッグのチャックを開けたとか、袋の結びを解いてしまうカラスがいますし、お財布すら狙われるようです。
現在は厚いビニールシートで篭に蓋をしていますが、このシートを捲って中を取り出すほど知恵がつきました。
この被害をプレーヤーにお伝えし、クーラーボックスを貸出ししていますが、周知徹底できず、なかなか解決できません。
カラスを退治できれば一番良いのですが、縄張り意識が強く、一度コースに居座るとなかなか立ち去る事はありません。
何処のゴルフコースでもカラスの被害が問題になっており、カラス退治対策とプレーヤーへの注意喚起が重要です。
最近では○○ゴルフ場がカートの篭の蓋を重くして完全密閉し、カラスが開けられないようにしているとの話も聞こえてきます。(プレーヤーも不便かもしれませんが)
現在はその方法しか解決方法はないのかもしれません。
カラス退治と言っても、多くはパチンコ玉や空気銃で脅す程度になりますが、実際はカラスに逆襲されるのがおちです。
また、空砲を打つような音(圧縮ガス)を出す場合も、直ぐにカラスは慣れてしまいます。
カラスはネグラがあって、其々の餌場に出勤して餌をあさり、またネグラに戻っていくようですが、其々出勤先の場所も異なりますし、行動も異なると思います。
人間の生活とともに増加したカラスたちをどう制御するのかは、まったく未知の世界です。
posted by ミナミフジCC at 00:00| コース管理入門編